アシャンテママの活動

さやかさんのブログが更新されました。

2016年1月から3月までの協会アシャンテママ活動報告になります。


豚小屋に続き、ヤギを飼うことになりました。

昨年末、日本に一時帰国していた時にも
「助成金をいただいてヤギプロジェクトを始めたいけれど
申請の書類がたくさんあり、どれも難しくて、
書類を受け取っていただくところまでたどり着けない」と言っていましたが
無事許可がとれ、助成金をいただくことが出来ました。

ヤギは
乳を搾って栄養失調の子供たちに飲ませてあげたり
チーズを作ることも出来そうです。


飼っている豚が妊娠しました。
モザンビークに多いイスラム教の信者は豚を食べないため、盗まれる心配が少なく
イスラム教徒ではないお金持ち(外国人)の需要があります。
豚プロジェクトが順調で嬉しいです。



病院勤務についての書類手続きを進めています。

さやかさんは猛勉強の末に医療技術士の資格をとりました。
モザンビークではお医者さんが足りなくて、
診察してもらうのが難しく呪術師に頼る人が多いそうです。

不足する医師を増やすのには6年という長い年月がかかります。
医療技術士は、医師とほとんど同じ内容を2年半で学び
難しい試験に合格した人が手に入れることができる国家資格で
診察、治療、看護婦への指示、投薬、助産などができます。

国立学校(政府の学校)で無料で学ばせていただいたので、
2年間は病院勤務が義務付けられています。

早く勤め始めたいのですが、
アシャンテママを運営しているためビザの許可がおりません。
無事に許可が下りることを願います。


勉強小屋に登録している子供達の人数が300人を超しました。

さやかさんの住む町にも電気やネット回線はきていて、携帯電話も使えます。
さやかさんの家にはどちらもあってインターネットが使えてブログの更新が出来ます。
静岡新聞の窓辺も自宅で書き、メールで担当の武田さんに送りました。

アシャンテママに通ってくる子供たちの家は電気がありません。
料理をしたり、暖まるためには木が必要です。

近くの茂みは持ち主がいて薪拾いができないため、
遠くの茂みまで行って拾った薪を頭にのせて運ぶのが子供たちの仕事です。

アシャンテママの活動

こんなにたくさんの木は重たくて、頭に載せて歩くのは大変だと思いますが
慣れて体幹が鍛えられているので大丈夫なのでしょうね。

空腹に耐えながら、水汲みと薪拾いで毎日が過ぎていく子供たちにとって
アシャンテママに通って学べることは幸せなことです。

さやかさんに
「もう無理だと思ったら、いつでもやめて日本に帰って来てね。
寄付して下さった方も、さやかさんの安全と幸せを一番に願っているから」と何度も言っていますが
子供たちの笑顔をみると、まだ協会の運営を続けていきたいと思ってしまうのでしょう。


ノートや鉛筆、お昼ご飯代、ご褒美のプレミオなどお金がかかりますが
皆様のご寄付のおかげで運営が出来ています。
ありがとうございます。



さやかさんのブログがもう一つ更新されました。
ご寄付口座ご変更のお願い

[アシャンテママ日本支部]の口座が出来ました。
今まで通り全額がアシャンテママ運営のために使われます

さやかさんはお給料をいただいていません。



さやかさんを応援する会のブログです。
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半分をアシャンテママ運営のために使い
半分をさやかさんの安全・健康・研修などに使わせていただきます。

ご理解とご協力をお願いいたします



この記事へのコメント
アシャンテママ独自の口座ができ直接振り込めるようになってよかったです。また応援する会の口座はアシャンテママに加えさやかさんご本人へ送金できるので、こちらもありがたいです。今後とも運営よろしくお願い申し上げます。
Posted by nov at 2016年04月03日 07:52
novさん ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
Posted by 河田 at 2016年04月03日 22:28
 
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    コメント(2)