さやかさんは、夜は外出もできない危険な場所で
犬と猫と一緒に暮らしをしながら
生活が大変な女性の自立支援と、
父親が逃げたり死んでしまったり
両親ともいなくて親戚に預けられている子供たちの勉強と
食事の援助を続けています。
信用した人を家の中に入れると、
その人が泥棒になってしまうことが何度もありました。
それだけ貧しいということですが
同じ価値観の仲間がいないということは、
とても寂しいことだろうなと想像します。
私がさやかさんを応援していることを知った人からは
「さやかさんは結婚しないの?
現地の人との出会いはないの?」と聞かれますが
「一夫多妻制で失業率も高い現地の人との
恋愛や結婚はないと思うよ。」と答えています。
「アシャンテママの活動は自己責任です。
病気や強盗に襲われて死ぬ危険も覚悟しています。
私のために日本の税金を使って欲しくないから
遺体は現地で埋めてもらいます」
と言っていたさやかさんですが
「今回帰国したら、友達がみんなママになっていました。
シングルマザーの人もいて大変そうだけど
赤ちゃんはと~~~ってもかわいいです。
私も自分の赤ちゃんが欲しくなっちゃいました

」
と言ってくれました。
そんな気持ちが芽生えたことが嬉しいです。
日本を出発してから10年間
ずっと、誰かのために過ごしてきたけれど
もっと自分のために生きて欲しいと思っています。
将来ママになる目標が出来たら、ご自身の体を大切にできますね。
でも、現地で妊娠・出産・子育ては厳しいから
その時には、日本に帰って来てほしいです。
さやかさんがママになったら

だなんて
想像するだけでワクワクします。