さやかさんのブログが更新されました。
解決できてない問題。
http://purako.jugem.jp/?eid=449
まだ寒い日々です。
http://purako.jugem.jp/?eid=450
さやかさんが病院勤務を開始できない問題の一つが在留許可書です。
モザンビークはポルトガルの植民地でした。
不当に扱われていた時代が長かったため
外国人が自国民を金儲けに利用していると考える人が多いようです。
アシャンテママでも現地の人を雇っています。
授業を教える先生、お昼ご飯を作る人、畑を耕す人などですが
それぞれ、時間給で賃金を支払っています。
さやかさんはボランティアで活動しているのですが
なかなか現地の人には理解してもらえず
在留許可申請の担当者から
「外国人なのに2か所からお金を稼ごうなんてありえない。
外国人は外国人なんだから立場をわきまえるように。」と。言われたそうです。
モザンビークの小学校は無料で通えます。
戸籍が用意できれば何歳からでも入学できますが
進級するためにはテストがあり
落第しそうな子は合格にしてもらうため先生に賄賂を払ったり
支払うお金が無ければ体を要求されるそうです。
モザンビークの公務員は 給料が安く、
小中学校の先生、郵便局の人、警察官、消防署員
全員ではないけれど仕事をしながら平気で賄賂を要求します。
さやかさんは
お父さんがいなかったり、両親ともいなかったり、お母さんが病気だったりして
水汲みや薪さがし、幼い弟妹の子守などの仕事があったり
食べるものにも困っている貧しい子が
安心して通うことの出来る場所を作りたい
そこで 勉強をしっかり教え
政府の学校でも賄賂を使わず進級テストに合格でき
教育を受けることで将来職に就くことができるようにと
5年前にアシャンテママを立ち上げました。
アシャンテママでの公用語を教え
戸籍を取り、制服を用意してあげて
政府の学校に通えるようになった子供たちの中には
学級長になった子や、クラスで1番の成績をとっている子もいるそうです。
―さやかさんよりー
何年も経った今でもご支援してくださっている皆様に心から感謝申し上げます。