どうして?


あと1ヶ月ほどでモザンビークに戻るさやかさん。


私も時々聞かれます。

「応援することが、さやかさんの負担にならない?」

皆さんから頂いた寄付金は 純粋にさやかさんを応援する善意のお金です。

さやかさんが疲れたら、いつでも「やーめた」って言ってもいい

いつ日本に戻っても誰も責めないし、何も問題ない

それが基本なので、ぜんぜん大丈夫と思って活動しています。

そして、さやかさんに何度も言っています。



「なぜ 危険なモザンビークで、たった一人で頑張っているの?」

その答えは難しいですね。

きっと、さやかさん自身も「なんでだろう?」と思う部分もあるようで

その答えを探すかのように

「どうして河田さんは応援してくれているんですか?」と何度も聞かれました。

私は

「さやかさんのことを知っちゃったから」と答えています。

さやかさんとメールをし、ブログやmixiを読み、本を読み、テレビを見て

他人事に出来なくなりました。


東北の大震災も、

当時は寄付をしたり、物資を送ったりしましたが

今も仮設住宅で暮らす人を「大変だな」と思いながら何もしていません。

でも、震災当時東北まで支援に行かれた方は

今も継続して応援しています。


モザンビークの女性や子供たちのことを知ってしまった

さやかさんにとっても、同じじゃないかなぁと想像します。



「親も心配しているのに・・・」

さやかさんは ブログにも何度も書いています

「日本に戻らないことは親不孝だと思っている」 と

今回一時帰国できましたが

次に いつ戻れるかはわかりません。

(2年後にまた笑顔で帰国できることを願っていますが)

ぜひ

さやかさんの本を読み、ブログをすべて読んでほしいです。

そして、想像して欲しいです。

さやかさんの、悩みや苦しみを

後悔や、罪悪感も感じながら

「今自分に出来る事は何だろう」と答えを探しながら活動していることを


こんなことを書いている私も

日本で安全に暮らしていて、さやかさんの気持ちは想像するしかできません。


「モザンビークで、朝目が覚めた時に

あぁ今日も強盗に襲われることなく朝を迎えることが出来た。

犬たちも無事だったと、幸せを感じます。

日本にいる今は、安全で、美味しいものを食べて

家族と一緒にいられて、毎日がすっごく幸せ」というさやかさんの

すっごくハードルの低い幸せ感は

さやかさんと同じ行動をした人でないとわからないのかもしれませんね。


上手に表現ができなくてごめんなさい。








この記事へのコメント
先日 さやかさんに会ったとき 
モザンビークは 道徳もやさしさもなく それが 伝統のように 受け継がれて
と 話を聞きました。
人を 転ばせておいて 持ってるものを とってしまうとか。

でも さやかさんの 勉強小屋に通う子供たちは
さやかさんが 優しいから 
それを受け継いで ありがとうと言える子が 育っている と

最初の なんで? は 計り知れないけど
最悪のモザンビークは ぬかに釘 ではなく 
こんな手ごたえをうれしく思っているのかなぁ と その時は思いました。


河田さんは こうして 募金をすることに ためらいも感じて 
悩みながら進む この姿勢が すごく好きです。

日本は 集めようと思えば 募金は なんとかなるのかもしれないけど
集金マシーンではなく 
ささやかなお金と一緒に 
みんなから さやかさんへの暖かい気持ちも 集めているんだよ。

河田さんの どうして? は やりたいから と 使命だから なんだ。

こうして 活動してくと 当初の河田さんのように 
知ってしまったから と 仲間がたくさん集まってきたよね。(^^)v

 
Posted by ∞こぱん∞∞こぱん∞ at 2015年02月04日 13:15
うんうん ぬかに釘じゃなかったよね(^o^)
少しずつだけど ちゃんと前進してる。

こぱんさんの心のこもった応援が大好き!
それで 私も頑張ってこれたんだよね。

本当に、さやかさんのおかげで
年齢の違う優しくて暖かい人たちと たくさん出会えたね~。
普通に生活していたら出会えなかった仲間
ありがたい宝だ!!
Posted by hiromidesuhiromidesu at 2015年02月04日 21:18
いつもお世話になります。そして、ご迷惑をおかけします(汗)
河田さんが代弁してくれたようで嬉しいです。
お散歩会に参加したときも同じような話になりました。
やっていることに間違いはない。
教育をしなければ強盗になっちゃう子もいると思う。
教育することで確実に減らすことはできると思う。

ビルマ難民の人も言っていたのですが、「教育が大事だ」「教育しないと彼ら彼女らは銃を持つだろう」と言ってました。

モザンビークで活動している、さやかさんに後ろめたさ(自分が行って手伝えない)と感謝を持っています。だれかがサポートできればいいけど、JAICAは危険地帯ではサポートできないようだし・・・。

本当に大切なのは貧しい人への支援。それには危険地帯も勿論含まれるのだけど・・・。
あとで、誰か後方支援がくるといいなと思う(私は短期ならいけるかも?)。
さやかさんには元気でいて欲しいと思います。
Posted by 駒田学 at 2015年02月10日 07:12
駒田さん ありがとうございます。

今回は、ルーシアさんがいてくれることで帰国できました。
きっと2年後には、アシャンテママで学んだ子供が大人になって
ルーシアさんと一緒に協会を守ってくれ
さやかさんも安心して日本に帰ってこれるでしょう。

といっても、まだ日本にいますけどね(*^。^*)
Posted by hiromidesuhiromidesu at 2015年02月10日 14:55
 
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