さやかさんの母校 池新田高等学校で

河田

2015年01月22日 11:40

池新田高等学校は さやかさんの母校で

さやかさん応援募金を立ち上げたときから

積極的に募金活動をしてくれています。

先日 感謝を込めてお話に行ってきました。





さやかさんも、池高生だったころを振り返りながら

マラソン大会の話などもして、楽しい時間を過ごしました。






会の終わりに校長先生が

「栗山さやかさんと 実際にお会いして

見かけではなく本当に芯の強い方は、心から人に優しく出来ると感じました。」

と言ってくださり嬉しかったです。



私(河田)もお話しさせていただきました。

以下は その内容です


さやかさんはエチオピアで医療ボランティアをしているときに

「自分は日本に生まれ幸せに過ごしてきたけれど、
エチオピアに生まれ食べるものもなく病気に苦しんでいたら、
何をして欲しいだろう」と想像し

7ヶ月もの間、
患者さんたちに名前を呼びかけ、
笑顔で介護し、
手を握って、
死を看取ることを続けました。

それでも、
自分自身の無力さや虚しさを感じることが多かったそうです。

日本でも いじめられている人、困っている人を見かけたときに、
「かかわらない」というのが一番楽な方法です。
何か行動を起こすのは自分が苦しむことも多く大変なことです。

さやかさんは
アシャンテママを立ち上げる前も、立ち上げた後も、
現地の人に裏切られたり、
意地悪をされたり、
信じられない苦しい出来事がたくさんありました。

誕生日もお正月も、いつも一人ぼっちで過ごしました。
無力を理由に逃げ出すことも出来ました。
それでも、ずっと
自分にできることは何だろうと考え活動を続けています。

私自身も生きているといろいろなことがあります。
そのたびに、もう十分頑張った 
やめちゃおうかなと思うこともたくさんありました。
でも、さやかさんのことを思い出すと、
まだまだ努力が足りないなぁと反省し、
今の自分に出来る事は何だろうと考え、続けることを選択しています。

皆さんも 学生生活を送りながら 
また、社会に出てからも 
たくさんの困難に出会うと思います。
でも、逃げだす前に 先輩のさやかさんのことを思い出し、
もう少し 何か出来る事があるかなと 頑張ってくれたら嬉しいです。

本日はありがとうございました。


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